【Nintendo Switch 2台目用セットという選択肢】買うぞ!Nintendo Switch!①

f:id:paekap:20190606200453p:plain

こんにちは。

今回は今更感がものすごいNintendo Switchのお話です。

 

2019.6.5に公開された"Pokemon Direct"、皆さんご覧になりましたか?☟


Pokémon Direct 2019.6.5

公式サイトのみ公開されていた「ポケットモンスター ソード&シールド」の発売日、概要等が公開されました。

11/15発売のようです。

今まで最新で3DSまでの対応だったポケモンもついにNintendo Switch専用ソフトになりました…

と、いうことは?

 

買うっきゃないですね

 

なんとなーく「買ってもそんなに使わんやろう」と購入を避けてきたswitchさんですが、これはもう買うっきゃない。

ちなみに、私のポケモンは「ソウルシルバー」が最新作ですので、実に10年ぶりのポケモン復帰になります。

やっぱswitchは映像がきれいですね。

予約は7月上旬からといういことなので、もうすでにかなり楽しみです!

 

さて、購入の意思は固めたものの、Nintendo Switch購入には2つの選択肢があることをつい最近知りました。

それは「フルセット版」を買うか「2台目セット」を買うか、という問題です。

 

2台目セットは本体、joy-con、ストラップで構成されています。

テレビモニターと接続するドック、joy-conを取り外して1つのゲームコントローラーのようにするグリップ、ACアダプター、HDMIケーブルは同梱されていません。

f:id:paekap:20190606182626p:plain

任天堂公式通販サイト「マイニンテンドーストア」より引用

つまり、欲しくなったら別売りで買ってねすでに1台Nintendo Switchを持っている人にはいらなさそうなもの省いて安くしたよ、というのが2台目セットです。

価格は26,978円(税込)で、フルセット版が32.378円(税込)と比べると5,400円安くなっています。

 

無粋なお話をすると、なるべく安く済ませたい…というのが本音。

でも買ってから「やっぱりあっちにしとけばよかった!」とは思いたくないお値段です。

さらにNintendo Switchはオンラインでゲームをするには「Nintendo Online」に加入する必要があります。

またスマホを良く落とす罪深い人間からすると、頻繁に持ち出しはしないだろうけれどとりあえず保護フィルムキャリーケースは欲しい。

あとはソフトですね。

ポケモンが発売されるまでにヨッシーランドをやりたいのでパッケージ版を買うとすると、本体以外のその他周辺機器で軽く1万円を超えます。

2台目セットを買っても充電器がないので純正のACアダプタは購入必須とすると…

4万円は免れない状況です。

と、ここまでいろいろ考えると、周辺機器を合わせたお値段の差は2、3000円ほど。

おや?もうこれフルセット版買った方がいいのでは?と思ってしまいグールグル考えあぐねている状況です。

 

そもそもの考えの発端は、果たしてドックを使うのか、という疑問です。

私のアパートには現在、PC用モニター(PC周辺機器についてはこちらの記事をご覧ください)しかありません。

モニターの出力端子であるHDMIは一口しかなく、常にラップトップが繋がれているため埋まってしまっています。

つまり、ドックを常設できるような環境がないのです。

このような環境下で、ドックを使う場面が訪れるのかと問われると「ほぼない(今のところは)」といった感じです。

しかし、2台目セットを買ってから「やっぱり大きな画面でプレイしたい」となると☟のような純正またはサードパーティ製のドックを追加で購入するほかないのです。たぶん。

Nintendo Switch ドックセット

Nintendo Switch ドックセット

 

高いですね~。

これは買うの躊躇するやつ。

 

また2台目セットにはグリップがついていません。

つまり、プレイするときはjoy-conをセットした☟のようなプレイスタイルに固定されてしまうわけです。

そもそもあの小さな画面を立てて、コントローラーを使ってプレイする状況って生まれ得るんでしょうかね…

モニターに出力していたら話は別なんでしょうが。

 

以上の二点が私の悩ませポイントになります。

黙ってフルセット買えって話なんでしょうけどね…。

 

それから、SDカード問題にも直面しています。

すでにスイッチユーザーの友人にSDカードの必要性について聞いたところ、「パッケージ版のみを買う場合はいらないけど、ダウンロード版を買う場合は容量足りないから買っておいた方がいい」とのこと。

ちなみに友人は中古で売れるという利点からパッケージ版のみ購入しているようです。

DSのときの思い出がふつふつと蘇ります。

ゲームを変えるたびにソフトを入れて出してが面倒くさかったといういやーな記憶が…

しかし、SDカード一つとっても128GBで約2,500円ほどするものがほとんどです。

今はまだいいかな…と思いつつ、どうせ買うならまとめて買っちゃえよとも思いつつ。

本体に32GBは保存容量があるみたいです。(が、実質使えるのは10GBとかそこらへんでしょうね…)

 

 

書いたらすっきりしました。

実際に今月末あたりに購入して届いたら、誰得レビューでもしようかな

 


 

ラップトップをデスクトップ風にした話

f:id:paekap:20190601013647j:plain

 

こんにちは。

目が冴えて寝れないので、レポートではなくブログを書きます。

 

とりあえず、私の今の作業風景を見てください。

f:id:paekap:20190601002549j:plain

デスクトップっぽいですよね。

まあ、ブログのタイトルを見て戴いたらわかる通り、実はこのディスプレイたちの横には…

f:id:paekap:20190601002708j:plain

f:id:paekap:20190601003628j:plain

FUJITSU LIFEBOOK FMVS75B1W~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!

事の経緯から話させてください。



始まりは、断捨離でした。

家の中のものを片付けているときに目についたのが、いま使っているディスプレイがホコリを被った姿でした。

もともと実家にいた時に、自室でPS3をするために買ったもので、一人暮らしを始めてからは一切使わなくなりました。

最初はLIFEBOOKにつなげてデュアルスクリーンや!とか言ってたんですけど、何しろラップトップを持ち運ぶ機会が多かったために、毎朝HDMIを引っこ抜くのが面倒になったのです。

しばらくはアパートにも持ってきたPS3で遊ぶ時用にPS3につないでいたのですが、狭い6畳半の部屋には置き場所はなく、いつの間にか机からも引きずりおろされ地べたに何にもつながれず放置されている、といった状態でした。

さすがに使われていない状態が2年続き、使う予定もない上に無駄にでかいから場所を取るディスプレイだったので、もうコレも手放すか、ハードオフとかで売ろうと思っていた矢先、閃きました。

 

そうや、デスクトップ風にしよう

 

そもそもiPadを買ってからというもの、LIFEBOOKを持ち運ぶ頻度は極端に減りました。

というより、持ち運ばなくなりました

かといって使わないわけっではありません。

以前のiPadレビュー記事にも書いた通り、レポート作業だけはiPadで定着せず、LIFEBOOKで作業しているためです。

つまり、使うけど持ち運ばない軽量ラップトップになってしまっていたわけでした。

持ち運ばないのなら、いっそ据え置きにしてしまおうということで、こういう形にしてしまいました☟

f:id:paekap:20190601005157j:plain

ちなみにwindowsの設定で、ディスプレイ設定のメイン画面をASUSのディスプレイにし、スリープ(ラップトップを折り畳んだ状態)でもスリープ状態に入らせないような設定にしました。

めっちゃ満足です。

画面が見やすいのと、キーボードとマウス(これについては、土曜日の午前中に有線マウスが届くのでまたレビューします)を導入したことによってめちゃくちゃ作業しやすくなりました。

ちなみにキーボードはこちら☟

 

 ワイヤレスマウスはこちら☟

マウスに関しては近所の総合量販店で1000円切ってたので買ってきました。

Bluetooth接続ではなく、USBレシーバータイプです。

キーボードも同じく。

変な位置にLIFEBOOKを立てかけてるせいで、レスポンス鬼悪いです。

キーボードに関しては何の問題もないのですが…これは如何せん

 

キーボードはLIFEBOOKのキーボードもかなり気に入っていたのですが、やはりストロークが深いキーボードは良いですね。

と、いってもやっすいキーボードなので、図書館においてあるパソコンのキーボードって感じです。

私は結構好きです。

キーを押したときにカシャカシャいうタイプ。

 

あとやはり、ディスプレイが大きくなったのは本当に良いです。

レポート書いてる最中って、

f:id:paekap:20190601010714p:plain

大概画面がこんな☝感じなんですよね。

あれこれ開いてそれを1画面に表示させるもんだから、画面は広いに越したことはありません。

買っといてよかった…4年前の自分、よくやった!

ちなみにディスプレイは、こちらです☟

画質はそんなに良くないです。

まあ1万円程度のディスプレイなんかそんなもんだ、と言われてしまえば終わりなんですけど、いかんせん色の再現度が悪い

ついでに、オーディオ出力系統の端子はありません

一応ディスプレイにスピーカーがついているので音は出ますが音質は…ちょっと…ひどすぎて…

文字を書くだの動画を見る、ネットサーフィンをする程度であればほとんど問題ありません。

音質はアレですが、聞けないレベルではないと思います、多分

 

こうして最高の環境を手に入れたわけですが、何回も言いますが問題はマウスなんですよ、マウス。

また明日、商品が届いてからゆっくり記事を書きます。

 

 

 

ハーーーーーーーーーーーーーゲーミングPCほすぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

 

【大学生こそ、iPadを使おう!】iPadでサクサクノートづくりのススメ②

f:id:paekap:20190531211228p:plain

 

前回の記事は別に読まなくても大丈夫です。

 

こんにちは。昨日ぶりです。

①の記事で収拾がつかなくなり続編として本稿を執筆していますが、多分これも支離滅裂な記事になると思うので、そこらへんはご勘弁ください…

 

前回は、私の生活にiPadが定着するまでの経緯をご説明いたしました。

そこで今回は、実際に私がどのように使用しているか、という点に重点を置いてお伝えしていきます。

それでは今回もごゆっくりどうぞ~!

 

 

1.前回話した、液晶の話

①でスペック面について書いた際に、少しだけですが液晶の話に触れました。

iPad proとiPadの大きな違いは、筐体のほぼすべてを埋める液晶にあるということです。

しかし、「液晶の間にガラスが一枚挟まっている」だの「窓越しに何かを書いているような違和感」だの、言葉で並べてもどうしても理解に限界があると思います。

そこで、本稿のはじめは、液晶問題についてもう少し深堀して話していこうと思います。

早速冒頭に言っていた重点から逸れていく感じ。大変申し訳ありません…

 

さて、まずは見てもらった方が早いでしょう。

Apple純正スタイラスペン「Apple pencil」で書いているところを必死に横から撮影したものがコチラ☟

f:id:paekap:20190531180917j:plain

わかりますかね、コレ…

ペンと画面は完全に密着しているのですが、☟の画像でいう赤い丸のところ、ペン先とと描画位置に若干の隙間があることがわかります。

f:id:paekap:20190531181231j:plain

これが違和感の正体、RetinaディスプレイとLiquid Retinaディスプレイの大きな違いになっています。

ちなみに新型iPad pro、梅田のヨドバシで触ってきたのですが、完全に紙で書いているのと同じ感覚でした。

あれはまさに芸術ですね。素晴らしいです。

 

しかし、このガラス一枚にどれくらい悩まされるかと言ったら、精々3日程度でしょう。

特に、使用頻度が高い方に関して言えば、すぐに慣れる、と断言できます。

しかし、本格的に絵を描く方などであれば、やはりこの違和感には敏感にならざるをえないと思いますので、そういう方はやはり、新型iPad proを検討された方がいいかもしれません。

ちなみに、現時点のラインナップでLiquid Retinaディスプレイを採用しているのはiPad proのみとなります。

新型iPad min、iPad airiPad(第6世代)はすべてRetinaディスプレイになっているのでお間違いなく…

 

2.実際にiPadを授業で使ってみて

さて、御託はもうええとして、次は実際にどのように使っているのか、という点について話していきたいと思います。

 

講義ノート 

まずはノートづくりについて。

私はiPad1台で計10コマ以上の講義ノートを作成しています。

実際のノートは教授の著作権云々のため載せられませんが、今回の記事のメモはこんな感じ☟

f:id:paekap:20190531184828j:plain

 

では、iPad講義ノートを作成するメリットを挙げていきたいと思います。

 まずは、持ち物が劇的に減る、ということ。

以前、講義ごとにノートを分けてみたりしたのですが、ノートが嵩張って登山用みたいな大きさのリュックをしょって出席していました。

またある時はルーズリーフを使って一つにファイリングしていたりしたのですが、ルーズリーフがなくなると友達に恵んでもらい、ファイルを忘れたらその日までの授業内容が手元にない+そういう日に限ってその日にノートをとったルーズリーフをなくす、という非効率なものでした。

しかしiPadであれば、とりあえず何はなくともiPadApple pencilさえあればすべての講義ノートを確認できます

また後述のpptもまとめて保存できるので、講義の見直しにすごく便利です。

 

さらに、電子ノートの利点として、文字を移動させられるという点も挙げ得たいと思います。

ある程度ぎっしりノートに数式や文字を書いた後に、板書や自分の計算が間違っていて式を挿入したい…とか、記号の入れ忘れを後々気付いたから文字を1文字分横にずらしたいとか…

小さいことなんですけど、意外とよくある話ですよね。

iPadの電子ノートなら投げ縄ツールで文字を選択してそのままどこへでも持って行けます。そう、iPadならね!

もしかしたら、iPadが私の生活に定着したのはこのおかげなのでは…というほど気に入っている機能です。

 

②講義資料

次に、試験前には講義ノートと同等の価値を持つ、講義資料についてです。

ppt(パワーポイント資料)やpdf資料等、たくさんの資料が毎日のように配布されますよね。

以前はすべて印刷してファイリングして持ち運んでいました。

ファイルが嵩張るからと、ホチキス止めしてそのまま持ち運んでいた時もありました。

問題点は、「なくす」「書き込みが自由にできない(資料による)」「印刷代が馬鹿にならない」といったところかなあと思います。

 

愚痴になってしまうんですけれども、2年生の後期にパワポで授業をする教授がいました。

彼のパワポは、背景が濃紺でした…なんで…

カラー印刷は高いからとケチって白黒印刷にすれば、印刷物に書き込むのは実質不可能です。

ちなみにカラー印刷してところで満足には書き込めませんでした。

 

iPadで管理するようになってからは、本当に楽になったなあと思っています。

私はあの忌々しい「GoodNote5」で管理しているのですが(pptやpdfに直接書き込めるから)、GoodNoteの良い点として、検索機能がついているんですよね。

知りたいワードを検索ボックスに入れると、pptやpdfから検索結果を引っ張り出して資料まで誘導してくれるといった優れものです。

紙で管理していた時にはありえない便利さです。

おったまげー!

 

またGoodNote5では、pptやpdfを画像として出力・保存することができます。

講義ノートに貼り付けたい資料を画像としてエクスポートして、One Noteに貼り付ければ、One Note内で書き込むこともできます。

 

以上が、わたしが実際に行っている使い方や機能のご紹介でした。

 

3.定着しなかったこと

と、ここまで書くと、「iPad最強です!」と叫んでいるだけになると思うのですが、定着しなった使い方があります。

それが、iPadでレポートを書くという作業です。

もともと最初は、PCから完全にiPadに乗り換えるといった野心があったため、bluetoothキーボードは真っ先に購入しました。

購入したキーボードはこちら☟

 コンパクト且つ、持ち運べる軽さのものが欲しかったので、Ankerの商品を選びました。

しかし…結果的には…だめでした…

 

まずキーボードにケチをつけますが、その小ささです

いや、小さいの買ったのお前やんって話なんですが、間違いありません。私が悪いです。

キーが小さすぎて文字が打ちにくく、ストレスがどんどん発芽していきました。

さらに、iPadの画面の小ささにもストレスがありました。

キーボードを挟んである程度の距離から見ると、文字が見えん!

そして1番の大誤算はofficeアプリは金を積まないと使い物にならない、ということでした。

Microsoftはwordやexcelといった主要なアプリを無料で配信しています。

それについては以前から小耳にはさんでいたので、無料でoffice使えるならマジでパソコンいらんやん!と鼻息荒くダウンロードしたのです。が、結論から言うと有償アップデートをしない限り、PC版と同等には使えません。

私自身、理系学部生なのでレポートには数式を羅列しなければいけないのですが、まずwordの数式コマンドが満足に使えません

これは、私の中で「レポートiPadでは書けない」と確信する決定打になりました。

おかげさまで現在も私の相棒、富士通のLifeBookさんは健在です。

しかし、持ち運ぶことがなくなった今、少し違った使い方で有効利用させていただいています。

その詳細については、また後日…

 

最後に、これからご購入の方に言いたいのは、バッテリーの持ちと本体の発熱についてです。

1日中iPadでなにかしら作業しているため、バッテリーの減りが早いのは承知の上でしたが、ここまで早いとは思ってもみませんでした。

充電器、必須です。

忘れたらその日はおしまいです。

 

さらに本体の発熱も気になります。

1時間ほどノートをとっていると、手が触れている部分からじんわりと熱が伝わってきます。

熱暴走を起こすまではいかないものの、少し心配になるレベルにはホカホカになってしまいます

まあ、ここら辺に関しては、iPad proの廉価版という点が露呈した部分かな、と割り切って使っています。

ここまで使えてApple pencil合わせて5万円以内におさまるのはかなり魅力的ですので、ある程度の欠点には目をつぶるほかないかな、と。

それ以外は概ね満足しています。

 

4.まとめ

まとめといたしましては、ぜひiPadを使おう!という点のみです。

 特に、大学生のみなさんに言いたいのは、不便さになれないでほしい!ということ。

お財布に余裕があるのならぜひ、iPadを試してみてください。

いつもの授業がより効率的に、よりストレスフリーになることは間違いなしです。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回は新たに注文した有線マウスについてチョコチョコ書く予定ですので、また見ていただけると嬉しいです。

【大学生こそ、iPadを使おう!】iPadでサクサクノートづくりのススメ①

f:id:paekap:20190531123600j:plain


みなさーん!iPad使ってますかー!!

わたしは2018年の年の瀬、9.7インチiPad(第6世代)を購入しました。

理由は「ノートをデジタル化したい」という一心。

そしておよそ半年、大学の授業、自習でフル活用して、最近ようやく「大学生ならこの使い方がおススメ!」という使い方に気づきましたので、ご紹介します。

それでは、ごゆっくりご覧ください~

 

 

1.9.7インチiPad(第6世代)について

まずは、iPad自体についてです。

2019年5月現在、Appleが出しているiPadは全部で4機種あります。

新型iPad pro、iPad AiriPad、そしてiPad mini

すべて別売りのApple純正スタイラスペン「Apple Pencil」に対応しており、新型iPad proに関してだけ言えば、新型Apple Penciに対応しています。

私が購入したのは3つ目のiPad(第6世代)です。

気になるお値段は37,800円(税別)と、4種類のiPadで最もリーズナブルとなっています。

ちなみにこのお値段は32GBのストレージ、wi-fiモデルを選択した時であり、128GB+wi=fi+cellularモデルの場合は63,800円(税別)と跳ね上がります。

わたしは最も安価なモデルを選択したのですが、その理由については後程…

サイズは9.7インチの一種類。

ディスプレイはRetinaディスプレイですので、新型iPad proのLiquid Retinaディスプレイには当たり前ですが劣ります。

しかし、「イラストや写真編集で食っていくんだ!」という方、もしくは「俺ァ超美麗なLiquid Retinaディスプレイしか認めねえ!」という方以外は全く気にならない、むしろ普通にきれいなディスプレイです。

しかし、後述のApple Pencilを使っていると、もしかしたら「iPad proの方が違和感がない」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

一般的なブラウジング、動画視聴、メモetc...の使い方で満足される場合はiPad(第6世代)で十分です。

 

2.Apple Pencilについて

これはマジで激推しさせていただきますが、Apple Pencil、買った方がいいです!!

初めて、YouTubeApple Pencilの公式動画を見た時の感動は今も忘れられません。

クリエイティブなデバイスが身近な存在になる…と確信しました。

最初、Appleの方向性は「デザインを作るあなたへ」といった、かなりクリエイターに寄せたものだったと思います。

しかし、初代iPad proの動画で、学生への提案を行ったことにより、Apple Pencilの可能性は教育現場まで拡大しました。

ま、それでも大学でのiPadユーザーは少ないんですけどね。

うちの大学はSurfaceがのさばってますから…(嫌いじゃない)

 

Apple Pencilとほかのスタイラスペンとの違いといったら、まずはその細さだと思います。

"Pencil"と名をうっているだけあって、まるで鉛筆のような細さです。

重さは意外とずっしりあり、20.7g(公式サイトより)です。

重たすぎるわけではないのですが、わたしにはこのくらいの重さがしっくりきます。(慣れもあるんでしょうけど。)

 

それから充電方法ですが、驚きのLightning接続での充電です。

Apple Pencil(初代)弱点といったらココでしょう。

ビヨーンとのびたlightningケーブルにアダプタをぶっさしてそこにキャップをあけた状態のApple Pencilをつなぎます。

不格好の極み…。

また、このキャップに関しても言いたいのですが、ちっせえからすーぐどっか行きます。

新型Apple Pencilはいいよなあ…。本体にくっつけるだけで充電できるんだもんなあ。

ちなみに、新型iPad pro以外は新型Apple Pencilを使うことはできません。

ここが新型を買うか、その他機種を買うかの分かれ道になりそうですね。

 

また、Apple Pencilは傾き検知、筆圧検知機能を搭載しているため、画面に書いても何の違和感もありません。

しかし、ここでiPadiPad proの性能差が出てしまいます。

この2機種、ディスプレイに違いがあることは先ほど述べました。

これがどういう違いを生むかといいますと、書き心地です。

iPad(第6世代)はRetinaディスプレイのため液晶の間にガラスが一枚敷いてある状況です。

これに比べてiPad proはLiquid Retinaディスプレイを採用しているため、液晶とガラスが一体になっています。

よって、iPad(第6世代)にスタイラスペンで書こうとすると、紙に直に書いている感じとは少し違う感覚が生まれるのです。

窓の向こう側の紙にも字を書いているような(?)…

慣れればなんの不満もないのですが、使いはじめはすこし違和感を覚えるかもしれません。

ぜひ、家電量販店やApple storeで実際に触ってみてください。

 

3.定着するまでのあれこれ

昨年末に購入した、とありましたが、iPadが毎日の持ち物に加わったのはここ2、3か月のことです。

なぜすぐに定着しなかったのかというと、使用アプリや持ち運び方がなかなか定まらなかったためでした。

 

まず、iPad一台で全教科のノートをとってやろうともくろんだ私はノートテイキングアプリ「GoodNote」を購入しました。

当時、GoodNote4が現行バージョンだったため、1か月ほど使っていたのですが、しばらくするとあの忌々しいアップデートが起こりました。

GoodNote5のリリースです。

何も知らない新しいもの好きの私は特にレビューや評価を見ずダウンロード。

データをすべて5に移行しました。

結論から言いますと、あれは改悪といって良いアップデートでした。

グレードダウンやん!!!!!と言いたくなるレベルに。

サクサク書けたあの素晴らしいペン機能は消え失せ、選択しただけで図形×ツールもお亡くなりになりました。

さまざまなアップデートを重ねて、ある程度ましになりましたが、それでも4には敵いません。

ユーザー目線で仕事して!!!!お願い!!!!

 

GoodNoteを見捨てた私が次に手を出したのはまさかの「メモ」アプリでした。

純正のやつです。

これがまあ、スラスラ書けるわ、罫線を必要としない私にはもってこいのアプリでした。が。

科目ごとに整理することができない。

よって仕方なくGoodNote5にエクスポートしてフォルダ分けして管理していました。

わざわざpdfか画像に変換して…面倒くさっ!

 

ということで、最後に私がたどり着いたのが「OneNote」でした。

いまさら私がなんやかんやいうこともないと思います。

microsoft製のアプリです。

フォルダ分けはこんな感じ↓

f:id:paekap:20190531000613j:plain

 

実は私、OneNoteにはにがーーーーーーい思い出があります。

2017年秋ごろ、2万円弱のアンドロイドタブレットを買いました。

理由は同じく「ノートのデジタル化」でした。

もちろんこの価格ですから、スタイラスペンを使おうもんなら遅延でえらいこっちゃです。

よって、紙でとったノートをタブレットのスキャンアプリで撮影し、OneNoteに保存➡フォルダ分けという手法を使っていました。

データが少ない頃はよかったのですが、中間試験前、6回目の授業を終えたあたりで動作にカクツキがみられるようになります。

そして少し経った頃、突然OneNoteが落ちました

落ちることはたまにあったので、またかと思い再起動すると…データが…私のノートが…死…

 

ということがあり、PC版の罪なきOneNoteをも毛嫌いするようになったのですが、Surfaceユーザーの友人が使っているのを見て、もう一度OneNoteに歩み寄る決心がつきました。

今回は天下のiPadさんなんでね。

いまのところ、データが…ということには一度もなっていません

描画速度も申し分ありませんし、しばらくはOneNoteにお世話になると思います。

 

そんなこんなでようやく、使用アプリが定まり、残された問題はApple Pencilと本体をどうやって持ち運ぶかというものでした。

 ケースは現在、こちらを使っています。

 薄いし、スタンドにもなるしオートスリープ(ケースのふたを閉じると自動的にスリープ状態になる機能)にも対応しているのでなんの不満もありません。

 

問題はApple Pencilの持ち運びでした。

前述の通り、キャップが軽くて小さいためすぐどこかに行ってしまうという問題を解消するために、Apple Pencil用のカバーを購入しました。これです↓

 グリップもついていて、その上キャップ部分もシリコンカバーが覆っているので、キャップをなくす心配はなくなりました。

定着しませんでしたけどね…

問題はグリップ部分でした。

もうそんなん好みの問題やん!!!と言われてしまいそうですが、行ってもらって結構です。

わたし、シリコンやゴム製のグリップ、めっちゃ苦手なんですよね…

すーぐ手の熱でなまぬるーくなるじゃないですか。

フリシャーとおなじ、あの不快感に耐えることができませんでした。

じゃあ、今はどうしているかって?

手作りのケースに、iPadと一緒にそのままぶっこんでます!!!!

f:id:paekap:20190531000624j:plain

…言い訳させてください。

実は、先月、Apple pencilを学内で紛失しました。

ばらばらに持ち歩いており、使用後はカバンの中に突っ込んでいたのですが、その日に限ってApple Pencilだけ突っ込み忘れてしまい、講義室に置き去りになっていました。

幸運にも、やさしい方が拾って下さり講義室の教卓の上にそっと横たえてくださっていたのを次の日発見し、我を忘れて泣きそうになりました、ホントに。

その日を境に、なにかしらひとまとめにして持ち運ぼうということを心に決めました。

よって、いまの持ち運びスタイルは☝こんな感じです…笑

 

紆余曲折あって、現在では毎日学校に持って行き、iPad1台で全教科のノートを作成・管理しています。

ようやく完全に生活の一部になったていう感じですね~

 

 

 

と、ここまで書いて4500字程度になりましたので、続きは②として更新します。

結局何が書きたかったのかよくわからん記事になってしまった。

ごめんちゃい。

 

ところで新しく買った1000円程度のelecomのワイヤレスマウス、カーソルがめっちゃ飛ぶんですけど…

有線マウスに買い替えるとします…

 

最後に、私がよく閲覧するサイトをリンクとして貼らせていただきます。

後日リンクにまとめます☟

【GIZMODO】ガジェット系サイトwww.gizmodo.jp

 

【TABI LABO】日常につかれたときに読みたくなる。

tabi-labo.com

【あおのユートピア】おめらすさんの価値観がジャストフィットする。

www.utopia-blue.com

 

 

【K-POP初心者さんへ】V LIVEを観よう

アニョハセヨ~

K-POP初心者さんへと題打っておきながらわたしが初心者なんだけど、とにかく「最近K-POPアイドルにハマった」という方になんとしてでもお届けしたいのが、

V LIVE観ましょう!

ということです。

…ちなみに、前回記事とえらくテンションの差があると思うけど、異文化理解の話をこのテンションで書いたら一万時超えそうだから自重したのであって、本来はこのノリです。大学生だもん。

 

  

V LIVEってなんだ

m.vlive.tv

これがV LIVEです↑

スマホをお持ちの方はアプリをダウンロードできます。

V LIVE - スターのライブ配信アプリ

V LIVE - スターのライブ配信アプリ

  • NAVER Corp.
  • エンターテインメント
  • 無料

 

play.google.com

天下のNAVER様が提供している韓国クリエイター生放送サービスです。

韓国語では「ヴィライブ」みたいな発音だった。たぶん。

'V'は、セレブたちのLIVE映像やVOD映像をモバイルで楽しむアプリです。好きなセレブをフォローし、セレブの映像にコメントをつけたり、'ハート'をつけて応援することができます。セレブの映像をたくさん見るとセレブとのケミビート(Chemi-beat)がUPします。

 とにかく、おおよそのK-POPアイドル達はこのサービスを利用しています。

日本でいうと何になるんだろう…アイドル版ニコ生みたいな感じだろうか。

コメントをリアルタイムでつけられるので、運が良ければアイドル達とコメントを介して会話することができる。

すごい世の中だわ。

  

有料?無料?

V appは基本無料です。

これはチャンネルにもよりますが、コインを購入することで特別なエピソードを見ることができたり、チャンネル+という定期購読チャンネルに登録することでビハインドを見ることができます。

私は今のところ無料で利用していますが、ゆくゆくはチャンネル+に登録したいと思っています。

魅力的すぎるアイドル達の姿を拝むためなら、お金なんてあってないようなもんですよ。日本のドルオタの友達も言ってた。

 

どんなチャンネルがあるの?

これは正直わたしの見ているチャンネルに偏りがあるのでウルトラ主観になりますが、できるだけ客観的に数字を示すと

824チャンネル

が現在(2018/07/02)登録されています。すごい数!(+チャンネルを含む)

 

f:id:paekap:20180702000413j:plain
f:id:paekap:20180702000411j:plain
V LIVEのチャンネル(一部)

わたしの生きる糧、BTSをはじめ、BIGBANGTwiceBLACKPINK(カムバしましたね!)のチャンネルもあります。

これは本当に一部!

このほかにも(にわかだけどスングァンが個人的ツボ)SEVENTEENIUちゃん(にわかだけど保育園回が진짜 궈여워~~~~~~)MONSTA Xのチャンネルもある!!

 

配信内容は本当に様々です。

私の見ているチャンネルでは、それぞれのユニットごとに何かしらの番組を持っている気がする

例えばBTSなら「Run BTS!(달려라 방탄)」、Twiceは個人ライブが多い印象だけど「TWICE TV」で"What is Love?"のエピソードを公開してましたよね。

 

しかも、じっくり見たいけど通勤・通学中の朝の5分くらいで昨晩の放送の内容をさらっと知りたい!という方向け(なのかどうかは謎)に、V PICK!というチャンネルが字幕付きで美味しいところだけ切り抜いて編集してくれてたりします。

意外と重宝しているのは私だけだろうか。

 

日本語字幕はあるの?

日本語字幕の有無はほとんど死活問題だと思います。

コアなファンの方は韓国語までマスターしてらっしゃる方もいると思いますが、わたしは正直簡単な挨拶とか感嘆詞くらいしかわかりません。

それもようやっと聞き取れるレベルなので、推しが「ぺらぺらー」としゃべられるともう何が何だか…

 

しかしV LIVEにはファンの方が字幕を付けるという機能があるので、意外と日本語字幕がついたビデオが多いです。

そうでなくても自動で日本語字幕が表示される場合があるので(生放送の場合はたぶん字幕出ないです…悲しみ…勉強しよう…)まあ結構とっちらかってますが、なんとか理解できるレベルには翻訳してくれます。

f:id:paekap:20180702002555j:plain

ラプモンリーダーの全力の「おい!」

(Run BTS!のEP.43です^^ジョングク氏の笑い声とホビオッパのリアクションが魅力的なエピソード)

ビデオ右下の赤丸をしているところをクリックすれば字幕の言語を選択することができます。

英語のファン字幕は比較的早い印象。すごいね、英語圏って… 

 

ちなみにiPhoneだと↓こんな感じ

f:id:paekap:20180702003608j:plain

この時のジミン氏が死ぬほどかわいかった

赤丸のところを選択すれば解像度やらなんやらメニューが出てきますので、その中の「字幕」から言語を選択できます。

 

ハートを送ろう「ハトゥ~」

V LIVEには再生回数のほかにクリエイターにハートを送る機能があります。

 

f:id:paekap:20180702004259j:plain

このテヒョンさん好きすぎて10回は繰り返した

右下の青色で囲っているところをタップすると…

f:id:paekap:20180702011135g:plain

ハートがポポポポポンします

このハートがどんな意味を持つかはちょっとよくわかりませんが、可愛い!とか面白い!とかビデオや生放送を見て思ったぶつけどころのない感情を吐き出すには良い機能だなと思っています。

すごい連打しちゃうけどみんなもそんなもんなのかな。

 

最後に

色々なことをだらだら書きましたが、伝えたいことはただ一つ。

観てください。

私はV LIVEの存在を知ってからYouTubeとV LIVEが動画視聴の二大巨頭になりました。

V LIVEでよりよいK-POPライフを!

 

 それはそうと今週の水曜日提出の図面がまだ書きあがらないんだけどこれは相当やばいのでは…。今週は寝れない気がする。

 

最後に、私がよく閲覧するサイトをリンクとして貼らせていただく。

【TABI LABO】日常につかれたときに読みたくなる。

tabi-labo.com

【あおのユートピア】おめらすさんの価値観がジャストフィットする。

www.utopia-blue.com

リクナビNEXTジャーナル】人との付き合い方をよく書いてくれている、リクナビNEXTジャーナル。

next.rikunabi.com

 【ジョングクのブログはじめました。】この方のブログは読んでいると元気になるとともにバンタンの尊さを再確認できる。素敵。

jungkookie.hatenablog.com

【スタイルコリア】韓国のスキンケア用品やコスメを買う際はここを利用しています。配送ごっつい早い。良き

jp.stylekorean.com

【HOTPING】かわいいTシャツとかがめちゃ安い。

hotping.jp

【POPLENS】度ありのカラコンが1+1で¥2,000ほどで買える。毎日のレンズはここで購入しています。配送早い。

www.poplens.jp

異文化理解は可能か

以前、Tumblrに書いた記事を思い出した。

下手な英文だが読んでほしい。(正直読まなくて何の支障もないので、「本文」へ  飛んでもらっても構わない)

   

I often think about cross-cultural understanding, in the other word, to understand between perfectly another culture. For example, USA and Japan. USA has Hug-Culture but Japan has Bow-Culture when we meet another person like your friends or your coworkers. It is perfectly another culture. –Of course in Japan, some person do such a Greeting like Hug and Kiss. I’m just saying “ Generalization ” in Japan. Please Remember this.– Can you understand?

In others, A Korean culture made me shock. In Korean, If you have delicious foods, you make a  Mastication-Sound but in Japan or USA, you should not make a such sound while you are eating. At Korea, It is one of culture and it’s showing that “I have a Delicious Food!”. In this way, in the world has many culture you don’t know. But if you don’t understand about these culture when you visit there, Is it OK?

I think it’s very impolite to these cuntly people but Probably we CANNOT understand about these culture PERFECTLY because a culture can muster while you are growing up. Perhaps we CANNOT muster such a short time. 

However, We CAN accept each other’s Culture and We SHOULD DO. It is not Which is GOOD or Which is BAD, All Culture is important and precious. We should know about other culture and accept it, I think.

 

      (本文)

異文化理解、または世界の現状を知ることについては、昨今の日本の教育にも大きく取り上げられている。

私も高校生のとき地理学の先生の薦めで世界の貧困事情とその解消についてグループでポスターを用いたプレゼンテーションをした。

こうした教育や、インターネットを用いた様々な実情を知る中で、一つの疑問が浮かぶ。

果たして我々はどこまで異文化を理解するべきなのだろうか

 

 

異文化理解とは

まずは異文化理解という言葉について正確に理解しておきたい。*1

異文化理解とは、について考えます。

異文化理解(いぶんか・りかい;Understanding of other cultures)とは、複数 の「文化」の概念を前提にして、自分のそれ(=文化)とは「異なる文化=異文化」を、理解した り、解釈したりしようとする努力のことをさします。

 例えば日本の文化を持った人間がアメリカの文化を持った人間と接触したときに、自分の持つ文化と違う・異なるということを知り、相手の文化(ここでいうアメリカ人の持つ文化)を理解する、理解しようと努力することである。

今回引用させていただいたこの定義は大阪大学の池田先生のWEBサイトに書かれていた定義であり、等しくこれが一般的な定義だとは申し上げないが、この考えをこの記事の土台として述べると、つまりは完全な理解を遂げていないにせよ理解しようと努めた時点で異文化理解を成し遂げているということである。

 

ではこの定義を念頭に置いて、今回の議題である「どこまで異文化を理解するべきか」について考えていこう。 

 

理解できる限度がある?

 そもそも我々の持つそれぞれの文化というものには種類があると思う。

家庭やその集落、街の中で生まれる独自の文化もあれば、国家や風土によって生まれる極めて大衆的な文化もあるだろう。

ここでは、前者は風習やならわしとして捉え、後者を文化として置くことにする。

 

さて、文化というのは我々が生まれる前には持ち得ないものである。

心臓を動かすことや泣く、笑うといった人間及び動物が自然体のまま行うことではなく、生を受けた後、両親や周囲の人間または集団により形成されるものである。

それ故に、持った文化というものはなかなか固いものだと思う。

それが当たり前のこととして身体に染み付き、おおよそ外部の人間から「それは文化である」と言われない限り「文化」として認識さえしない。

息をするのと同じようなことなのだと思う。

 

今はインターネットの普及により、自分の行動が文化から起因したものであるということが容易にわかるが、その前まではどうだったのだろうか。(残念なことに私が生まれた1998年にはもうコンピューターが普及していたようだし、少なくとも自我が芽生えたころにはインターネットを使用する親の背中を見て育ってきたので、インターネットがなかった時代・普及していなかった時代のことに関しては文献や聞きかじりの情報以上には知らないが)

 

麺類を音を立ててすすることが日本の文化であり、それが欧米諸国には受け入れがたいことだとして"Noodele Harassment"として取り上げられたことはご存じだろうか。

欧米には「食べるときには音を立てない」という文化がありその文化と「すする」文化が相容れないことだということを改めて思い知らされた。

 

K-POPを愛する身として少なからず韓国文化にも触れてきた。

最もショックだったのはやはり食事時の文化の違いだった。

彼らの食事の生放送(韓国では먹방(モッパン)と呼ばれる)を見た時のことだった。

なんと口をあけながら咀嚼していたのだ。それも咀嚼音付きで。

訪れたのは果てしないショックと、そして冷静な内面が囁く「これは何から来る違和感なのか」という疑問だった。

調べた結果、それも文化の違いだった。

韓国では美味しいということを示すために(美味しいですよという表現のために)咀嚼音を出す文化がある。

我々は「すする」文化はあるが、「口を閉じて食べなさい」「咀嚼音は慎みなさい」という文化が染みついている。

この違いによる違和感が私を襲ったのである。

 

つまり、完全に理解しようとしても受け入れ難い、理解しがたいと思う場面はいくつもある

 

欧米諸国のほとんどは家の中で靴を脱がない文化を持っているが、日本は靴を脱ぐ文化を持っている。

どこで読んだか忘れたが、我々は畳にスリッパで足を踏み入れることでさえ躊躇するようだ。

それは靴を脱ぐ文化が起因しているのと同時に、染みついた文化が己に「畳は靴を脱いで入るべきだ」とほとんど無自覚のままに叫ぶのである。

 

これを私は「異文化理解の限界」として捉えている。

理解したつもりでもどこかに違和感を感じたり、その文化に適応するために意識を用いていることがすべての証拠だ。 

 

"まあまあ異文化理解"の提案

そこで私は「まあまあ異文化理解」を提案する。

理解というより「異文化認識」といった具合だろうか。

要するに「こんな文化もある」という知識だけ持つ、ということである。

 

頭でっかちだと思われるかもしれないが(知識だけ蓄えても意味がないと)、無知は恐ろしいものである。

かのソクラテスは「無知の知」を考えたが、まさにその通りであり、「異文化認識」においてはそこよりもう一歩進まなけらばならない。

 

新しい文化に接触し違和感を感じた時、ひとまず「これは知らない文化だ」「いま新たな文化に触れている」と自分の無知の領域を認識する。

その後、無知で終わらずに書物なりインターネットなりでその文化についての知識を持つ。

知識を持ったうえで違和感や拒否感を感じてもそれはそれでいいのだ。

今まで念入りに形成されてきた己の文化が短時間で他の文化に入れ替わるとは考えにくい。

とにかく文化の違いを認識することが大切なのだ。

 

<「文化の違いを認識しないとどうなるのか」という想像>

例えば日本文化を持つ人(=A)とアメリカ文化を持つ人(=B)が始めた対峙したとする。

どちらも「異文化認識」能力はほとんどなく、相互の文化を知る由もない。

日本に来た異国の訪問者をもてなそうと、Aをうどんの屋台へBを連れて行った。

そこでBは「音を立ててうどんをすする」文化を人たちを目撃した。

しかしBにはそのような文化はなく、Aはそのことを一切知らない。

よってBは「音を立てて食事をする」人たちを己の文化という短絡的な物差しで測り、言い方を直接的にすると「下品な人たち」と捉えるだろう。

拒否感を示すBをみてAはどう思うだろう。

AはBが「すすらない・音を出さない」文化を持つということを知らない。

ということは、「せっかく連れて来たのによくわからないが拒絶する失礼な人」と見えてしまう。

おおよそこの二人は互いによくない印象を持ったまま別れるだろう。

知識さえあれば、認識しようという意志さえあれば、こんなことは容易に免れるのに。

 

 認識することで自分との違いを知る。

違いを知れば、異文化に接触した際に感じる違和感の正体を自分の中で消化できる。

そして何より、違いを知ることは相手をより理解する第一歩である。

 

完全な理解を求める人はなかなかいないだろうし、それは相手にとってあまりにも酷である。

誰だって異なるものに触れた時、何かしらの拒絶を示すだろう。

それは文化に限った話ではなく、自分と違う考えに出会ったときも同様である。

しかしそれを拒絶として自分の中にしまい込むのではなく「違い」だと認識し許容することで人間的に成長するわけだ。

 

"異文化認識"で己を成長させる

"異文化認識"の提案はあなたのなかでどう消化されただろうか。

同意としてだろうか。はたまた「違い」として認識していただけただろうか。

わたしは国際学の専門家でもないし、文化についての講義を受けたこともなく、ただ独自で調べたり考えたりしただけであるので、この記事についてはなんの保証もできないし責任が取れるわけではないということだけは明確にしておく。

 

あなたにとって異文化理解とは何だろうか。

 

 

最後に、私がよく閲覧するサイトをリンクとして貼らせていただく。

【TABI LABO】日常につかれたときに読みたくなる。

tabi-labo.com

【あおのユートピア】おめらすさんの価値観がジャストフィットする。

www.utopia-blue.com

リクナビNEXTジャーナル】人との付き合い方をよく書いてくれている、リクナビNEXTジャーナル。

next.rikunabi.com

 

*1:池田光穂「異文化理解の基礎」、

<http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/020511kyose.html>,2018年7月1日参照